本日のテーマは、3月10日にプレスリリースされていまし立命館大学で導入されたTAO(The Admissions Office)についてです。

「立命館大学が世界標準入試システム「TAO」を導入」(2022.03.10 PRTIMES HP)はこちら

詳細は、上記の記事をご確認いただきたいのですが、つい先月にも関西学院大学で採用されたこの入試システム、とうとう立命館大学でも採用されましたね。プレスリリースの資料にも記載があるように立命館大学は「海外大学と立命館大学の両方で学位取得できるプログラム、英語で学位取得できるプログラム等も充実し、先進的な国際教育を推進」しているわけですし、グループ校で立命館アジア太平洋大学があるくらいですから、国際教育には先導的な役割を果たしている大学の1つであります。

その立命館大学が採用しているわけですから、いよいよ国内における標準的な入試システムになりつつあるという証左であると私は捉えています。もちろん、以前の記事にも書きました通り、1つのごーむで複数の大学に出願できるということはそれだけ競争力のある=選ばれる大学であるという立ち位置がないと採用は難しいとも言えますよね。ただ、日本に留学するならこのシステムで出願しようがスタンダードになってくるとこの入試システムを採用していないとそもそも留学生から出願する対象の大学に入っていないという逆転現象が起こるのも容易に想像が出来ます。

そのためにも出願対象となる教育プログラムの開発も早急に着手する必要がありますし、戦術としてこの入試システムを採用しておく必要もあります。これが地方の大学であっても国際間競争に既にさらされているということの証拠にもなります。

こうなると、マネジメントの巧拙と同時にそのような情報を収集できる人材を配置しているかどうかも分かれ目ですよね。今、収支を合わせるために、人員削減をしている大学は将来が危ういでしょうね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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