１分間解説：国際卓越研究大学への申請予定大学の候補が上がっています

今回のテーマは国際卓越研究大学制度への申請予定大学の候補についてです。

「政府、科学技術立国の実現へ設置　１０兆円基金、４大学申請へ　国立大調査、２７校は「検討中」」（2022.05.01 佐賀新聞LIVE HP）はこちら

報道の内容につきましては、上記リンクから見れますので、是非ともご確認いただきたいのですのが、共同通信社が各大学へ調査を行ったところ、４大学が国際卓越研究大学への申請を予定しているとのことで、回答したとのことです。

その大学とは、東北大学・東京農工大学・名古屋大学・大阪大学の４大学でして、東京大学・京都大学などはまだ、未定だそうです。まぁ、これから申請基準が提示されますから、それを見てからでも遅くはないですが、早くも手を挙げることを決めている大学の覚悟が凄いですよね。各大学のインタビュー内容については、記事に記載されていますので、ご確認いただくとして、ここで手を挙げている大学の最近の動向を見ると納得するものがあります。

東北大学はかのスーパーシティ構想を仙台市とがっちりと手を組んで国家戦略特別区域への提案をしています。

「仙台市×東北大学スーパーシティ構想」（東北大学HP）はこちら

名古屋大学は、2020年度に岐阜大学と経営統合し、東海国立大学機構を発足させ、「教育の新しいプラットフォームを提供する「アカデミックセントラル構想」の本格実施と、その舞台となる「東海プラットフォーム」の建設、大学そして地域丸ごとデジタル化してしまう「デジタル・ユニバーシティ」の取り組みの深化」などを計画しており、国際間競争の生き残りのための布石を積極的に打っています。

いずれの大学にしても、文字通り国際卓越研究大学を目指しているでしょうから、今後提示される基準も確実にクリアしてくるでしょう。あとは他大学がどのような動きをしていくるかですが、それはまた近づいて来れば、報道されてくると思いますので、その際に。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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