勘違いしてましたー

そう勘違い、思い込みとも言いますが…。

この度、神戸市教育委員会が「ポケトーク for スクール」を導入したというプレスリリースが今月の5日に配信されていまして、これを見た瞬間に小中高校の英語教育もここまで来ているのかと感心した次第です。AI同時翻訳ツールであるポケトークがそれまでカンファレンスやライブ通訳でブラッシュアップしてきた機能をついに教育現場でも利活用の段階に入ってきたのだなと思い込んでしまいました。

よーく読んでみると、いや一行目から、日本語を母国語としない児童生徒への補助ツールとしての導入とのこと。なるほど。確かに来日して間もない児童生徒にとっては日本語は未知の世界。理解できな言語で何時間も座って授業を受けさせられることの苦痛は想像に難くありません。ましてや神戸市では対象となる児童生徒が増加傾向にあるとのこと。もうそれは社会課題ですよ、本当に。

その解決の一役に神戸市が導入を決めたのが、「ポケトーク for スクール」というのも興味深いところがあります。この事例が効果的だということが検証できれば、他の自治体でも導入が進むことでしょう。母国語と近いレベルで見聞きできるということですから、児童生徒にとっても本来、受けるべき授業内容の理解が促進することは予測されます。

こんごは日本人は人口減少期に伴う少子化が加速していくでしょうから、今のうちにインフラ整備は遅すぎることはないはずです。この事象に限らず、ICTの技術をもって、社会課題の解決に導かれていくことを願って止みません。

「“教育現場における「言葉の壁」”に着目 「ポケトーク for スクール」が、神戸市教育委員会で導入」(2024.06.05 株式会社ポケトーク)はこちら

「授業通訳支援ツール「ポケトークforスクール」を導入します」(2024.06.05 神戸市)はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


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