「教員志望だった学生の5割超が後ろ向き 理由は「長時間労働」が最多」(2023.04.14 株式会社トモノカイ)はこちら

放課後学習支援を行っているトモノカイが実施した上記の調査。対象は教育系アルバイトサイトに登録している学生約400人です。

調査結果は上記のプレスリリースからご確認いただきたいのですが、記事の題名を見て、「あぁ、やはり」という印象を受けられた方も多いかと思われます。先日たまたま、NHKの「土曜ドラマ やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」を再放送で視聴したのですが、なかなかなリアリティーでして、学校はもはや教師の良心のみで成り立っているのだなと痛感しました。教師になるのはそれほどに険しい道となっているということですので、目指す人に覚悟を求めているということなのでしょう。翻って、教師を目指していた人が諦めた理由を丁寧に拾っていくことは改善の糸口が見えるということですので、渦中の人とはまた違った視点をもたらしてくれるものです。

一方で、現役の教師の果たしている役割の大きさは、「教員を志望したきっかけはなんですか?」を見ていただけますと、明白です。現役の教師の皆さんへの支援はもっと充実させていただきたいものです。

文部科学省のHP(「学校の先生へ」)を見ると、

・教職員向け研修資料

・新学習指導要領への対応

・ICTの活用

・新型コロナウイルス感染症対応

が掲載されています。この中でも「ICTの活用」には期待大ですね。具体的な事例は以前に記事にしたことはありますが、紙ベースの業務のデジタル化だけでも大分負担は軽減されると思われます。あとは、個別最適化された学習が主流となってくるでしょうからそのあたりの対応への支援も期待したいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

ようやく教師の残業代の見直しが着手されます - 大学よもやま話 · 2023-05-30 11:47

[…] 30秒感想:教員志望だった大学生の調査結果について カテゴリー: 中学校・高等学校小学校 タグ: 教師残業代 […]

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