高等学校の生徒募集のアピールポイントと言えば、長らく大学進学実績か部活動の成績でした。前者の分かりやすい例で言うと、「東京大学〇名合格、京都大学〇名合格、他国公立大学〇名合格」などなど。後者の分かりやすい例ですと「野球部甲子園出場」「○○部インターハイ出場決定」などなど。

商業高校や工業高校の場合、これに有名な企業への就職実績が加わるのではないかと。

ですが、既に新たなアピールポイントが出現していまして、それが「海外大学への直接進学実績」です。

それは語学のこともあるのでハードルが高いのでは!と思われる保護者の方も多いかと思いますが、着実に実績を上げている高等学校がここ数年メディアで見かけるようになりました。

例えば、

渋谷教育学園

広尾学園

三田国際学園

洗足学園

聖光学院

などなど。

皆さまもどこかで耳にされたことのある校名ではないでしょうか。

各校ともコロナ禍と言えども、着実に進学実績を伸ばしている学校ですので、今後は更に伸びていくことが予測されます。

ということで、今回、アンテナに引っかかったのは、エン人材教育財団の海外進学奨学金のプレスリリース。

「【エン人材教育財団 海外進学奨学金】7月8日より募集受付開始 返済不要、2025年秋入学を目指す方を対象とした奨学金です。」(2024.07.08 PRTIMES)はこちら

本当に充実した奨学金でして、本気で海外進学を考えていて学費がネックになっているのであれば、是非とも応募を検討していただきたい奨学金です。

一方で、海外進学をアピールポイントに据えつつある高等学校のサイトを幾つか収集してみましたので、ご参考までに。

「海外進学の支援」(武蔵高等学校中学校)はこちら

「“海外大学直接進学”を全面に掲げる中高一貫校「千代田国際」」(2022.04.20 DIAMON教育Labo)はこちら

「進む「海外大学」直接進学の動き、コロナ禍の中で急浮上した穴場校とは」(2021.03.09  DIAMON教育Labo)はこちら

「【海外大学】海外大学進学のブーム到来。2024年は正規留学元年。」(2024.04.25 note)はこちら

最後に地方に立地する私立学校こそ海外進学をもう一つの柱に据えることを検討してはどうかなと以前から考えていまして、上記に出てくるような有名校でなくとも、欧米やアジアの大学へ直接進学をしたい生徒(・保護者)は少なからずいると思います。そこへの後押しをすれば十分な生徒募集のアピールポイントとなるのではないかと。出来得れば、進学後のサポート体制がありますよ、というのも併せてアピールできれば、まだまだ競争力はあると思うのですが。いかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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