「非公開化は「野性」を育むか 東芝・ベネッセの今後は」(2023.11.27 日本経済新聞・会員限定記事)はこちら
中山淳史解説委員の記事は毎度、楽しみにしているのですが、上記の記事は大学に勤めている事務職員としては考えさせられるテーマでした。
私の勝手な意訳で捉えると、大学の存在意義とは何か、何に依って立つのかということ。
もちろんのことながら、立地する地域・学問分野・構成員によって、大学によって異なると思われますが、それらを加味した上での各大学の本質的に持っておくべき強み(強みを知る上での弱みもですが)を本当に我々は知っているのだろうか。
そして、それが学外のステークホルダーに伝わっているだろうか。
と改めて考えさせられました。
文部科学省の推計が公表され、マーケットの急減がいたずらに危機感を募る展開が広がり、実際それに呼応するかのように短期大学等の募集停止が立て続けに公表されました。
「大学定員、2050年に2割埋まらず 入学者49万人に急減」(2023.07.13 日本経済新聞・会員限定記事)はこちら
想像を凌駕するテクノロジーの出現により、来るべきこれからの時代を推し量ることはもはや意味をなさなくなっているかもしれませんが、自らの持つ強みを知り、修練していくことは怠らずに継続していきたいものです。ただ、それに加えたマネジメントの巧拙はますます問われることになりそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
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