企業はここまで危機感を抱いているのかという事例をひとつ。
「理工系分野を学ぶ女子学生向けの支援プログラム「SONY STEAM GIRLS EXPERIENCE」を創設 年間最大120万円の奨学金の給付や、ソニーグループの女性エンジニアとの交流の機会を提供」(2024.04.19 SONY)はこちら
「ソニーは、「クリエイティビティ」と「テクノロジー」、人と事業の「ダイバーシティ」を価値創造のドライバーと位置付けています。」とのことで、理工系への女子学生の進学者数を増やすために、いや盛り上げるためにと言った方が近いのかもしれませんが、下記の内容の奨学金制度をこの度、立ち上げるとのことです。
募集人数:約10名
給付額:最大120万円/念
給付期間:学士4年 修士6年
返済不要の給付型
どうでしょうか。どこかで見たことがあると思った方はさすがです。山田進太郎D&I財団でもアプローチは異なりますが、女子学生の理工系学部への進学を後押ししている奨学金制度があります。
STEM(理系)女子奨学助成金(山田進太郎D&I財団)はこちら
一方で以前に記事でも採り上げましたように各大学でも入試に女子枠を設ける大学が増加しています。結局は性別ではないとは言え、思い込みや先入観が少しでも解消され、門戸が広がり、いわゆる「ダイバーシティ」が担保されていくとするならば、日本の将来にも明るい兆しとなるのではないかとも思ったりします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
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