東京工業大学と言えば、理系色が強く、男子学生のイメージが強かったですが。そのイメージの払しょく、いや今風に言えば、ダイバーシティの推進のため、女子学生の獲得に全学で取り組んでいるようです。

「東工大が奨学金にも「女子枠」、来年度から月5万円…女子の進学後押し」(2023.09.27 読売新聞オンライン)はこちら

つい先日、入試の女子枠を設けたところで各種報道がなされていましたが、今度は入学した後の奨学金の導入の報道がなされています。新たに立ち上げるというよりも既存の奨学金制度に女子学生枠を設けるということのようですので、制度的には容易に構築できたのでしょうが、進めているスピードが国立大学にしては驚異的ではないでしょうか。

東京工業大学の大学HPで女子学生向けの既存の奨学金制度を確認すると、既に大学院生向けにありますので、今後の充実に期待したいところです。

東京工業大学 女子学生向けの奨学金・賞はこちら

以前にも何度か取り上げたことのなる山田進太郎D&I財団を始めとして女子生徒の理系学部への進学の後押しは年を追うごとに厚みを増している印象です。官民を問わない支援が広がっていき、男女の差がなく自分が学びたいことを学び、進みたい進路に進めるようになることを願って止みません。あとは既存の組織(官民を問わないですが)における女性リーダーの活躍が更に目立つようになればもっと良いですよね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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