物事を冷静に捉えて、問題点を素早く見つけ、フットワーク軽く、解決に導く。
自分が優秀であることを隠すことなく、かと言って、周りの助けはキッチリ請う。
しかも、嫌味も軽くいなせる度量も兼ね備えている
本当に頭の良い人はこういうことなんだろうなぁと私のイメージにピッタリと当てはまる。
しかも、ホントにどこかにいそうなだなとも思わせてくれる。
自分が持ち合わせていない能力を軽やかに使いこなす様は痛快でもあり、爽快でもある。
主人公の小早川冬彦はそのようなキャラクターで、私は一気に惹き込まれた。人は自分に無いモノを求める。まさにそれ。
2とタイトルにあるから当然、続編である本作だが、私のように予備知識が無くとも全く問題なく楽しめる。
そう、冬彦の思考や行動も楽しめるし、コンビを組まされている寅三の言動も楽しめる。
ドラマ化し易いだろうなと思ったら、テレ東でドラマ化されている。ご興味のある方はそちらもどうぞ
『警視庁ゼロ係』(テレビ東京)はこちら
オススメ
富樫倫太郎(2023)『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』.祥伝社文庫.
カテゴリー: 感想文(読書・映画諸々)
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