なんでしょうか。この本をなぜ、手に取ったのか。実はよく分からないのです。いつものようにジャケット(装丁ですね)に惹かれた訳でもなく、タイトルに惹かれた訳でもなく、ましてや著者に至っては、いつものように私の不勉強で全く存じ上げませんし。まぁ、敢えて、強いて挙げるなら、「孫子」というワードでしょうか。それも、最近はそれほど戦略・戦術に興味を抱いている訳ではないので決定打ではないですが。

という感じで、読み始めた訳ですが、豈図らんや。

まず、読みやすい。そして、内容がどんどん腑に落ちていきます。でも、内容はあの孫子ですよ。私も文庫を持っていますが、一筋縄ではいきませんでした。結局、読むだけで終わってしまい、この書籍の中で何度も言われていますが、全然、実践出来ていませんでした。この書籍は物語の体をとってはいますが、実用の書です。ここから、何を掴み取り、何を実践していくのか。勿論、不動産会社や靴下屋さんに就業しているばかりの方ではありませんので、そのままの実践はできないでしょうが、何を実践していくのか。そのためにもここで言う「問題が何かを知る」ことが第一歩なのかと。

ともかく、私、この書籍を読んで、少し目が覚めましたので、ひとつひとつ今の業務で実践していきたいと思います。そして、より目が覚めるためにも対談の動画がありますので、そちらも視聴していきたいと思います。

ともかく、おススメです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

越智直正・小原秀紀(2019)『孫子とのおしゃべり』.光文社.


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