先に言います。おススメです。

いやぁ、凄かったです。途中からラストまでの怒涛の展開。息もつかせぬとはこのことを指すのだと実感させていただきました。息をつく余裕すらなく、没入してしまいました。

すみません。興奮し過ぎてしまいました。それくらいの没入感でした。前作もさることながら、この続編も良かったですよ。今回の物語は途中まで本当に「???」が続くように出来ていまして、息を潜めて展開を見守るという状態でした。

物語は、前回の登場人物が刑事事件専門の調査会社を始動しているところから始まります。アポなしで訪れてきた被害者遺族。でも、被害者でもあり、加害者でもあるという複雑な事件。どういうことか。殺し合ったということです。しかも夫婦で。夫は警察官僚の一族であったことから事件はほとんど報道されることなく、落着させられている状態。その状態に納得がいかない妻の両親が訪れてきたところからです。

調査依頼を聴いても、元警察官の薮下は同じ結論に辿り着くという予測を立て、事実、警察の捜査はしっかりとしたものでした。しかしながら、現役ハンターでもある上園一花の鋭い嗅覚がまたしても事件の端緒を見つけ出します。

今回の登場人物もエッジがきいていますよ。ネタバレになりますので、触れられませんが、是非とも堪能していただきたい。

そして、続編をお願いいたします。

 最後に、おススメです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

川瀬七緒(2020)『賞金稼ぎスリーサム! 二重拘束のアリア』.小学館.


0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です