N高等学校・S高等学校と言えば、通信制課程の高等学校という枠を超えて、通学制課程の高等学校をも凌ぐ勢いのある高等学校として、全国津々浦々にキャンバスを構えています。
そう言えば、明石家さんま氏もCMにご出演されていましたので、メディアマーケティングも巧みです。さすがです。
メディア戦略もそうですし、今の中高生のニーズもあって、いまや生徒数は、両校合わせて3万人弱。通信制課程だから可能だとも言えますし、スクーリングなどの授業運営はどうなっているのだろうということも気になるところですが、早くも新しい高等学校であるR高等学校が群馬県桐生市に来年春に開校されるとのこと。
極端に捉えると、私立学校で賄えるのであれば、公立の高等学校へ進学者は減少するでしょうから私立学校への支援を行政としては手厚くした方がよいのでは、とも思ってしまいます。事はそんなに単純なことではないですが。
「N高グループ3校目となる「R高等学校」を群馬県桐生市に開校 通学コースのキャンパスも全国100カ所に拡大 「定期テスト」導入で学力を測り個別サポートを強化 久石譲さんがN高グループの完全オリジナル校歌を作曲」(2024.06.26 N高等学校・S高等学校・R高等学校)はこちら
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今回のプレスリリースで私が特に気になったのは、
「2025年度より「定期テスト」を必修化 試験勉強不要で成績に影響しない、学力を測るテストとして実施」
という文言。
「?」
定期テストをするけれども、成績に影響しない?
どういうことですか?
「2025年度より導入する「定期テスト」は、テスト結果が成績や高校卒業資格の取得に影響しない、定期的に生徒一人ひとりの学力・習熟度を測るテストとして行います。」
との記載も。
定期テスト
響きはいつもプレッシャーを与えるものですが。これって、思い込みで一発勝負というニュアンスを勝手にまとわせていませんか、我々。
これを落としたら、落第!という恐怖の下、毎学期、追い詰められた一夜漬けをしていた、もしくはしている人も多いことでしょう。
おそらく、ここで言う「定期テスト」とは習熟度テストのことを指しているようです。
どこまで身につきましたか?
今のあなたの理解度はここまでですよ
そんなことを丁寧に振り返ることのできるツールとしての「定期テスト」
うーん、時代は常に変わっていくものですが、こういうポジティブな変化は大歓迎です。
小中高大も習熟度テストに代替えしていくことを切に望みます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
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