英国名門パブリックスクール(ラグビースクール Rugby School)が千葉県「柏の葉キャンパス」駅再開発に伴って2023年8月に開校されるようです。

「首都圏初の英国名門パブリックスクール 柏の葉に「(仮称)Rugby School Japan」2023年8月下旬開校予定 国際規格のラグビー場や木造建築の食堂を新設し、緑あふれる“ガーデンキャンパス”」(2022.07.29 三井不動産)はこちら

このラグビースクール Rugby School、日本以外にも進出しているようで、タイにも同様の学校があります。ラグビースクールタイ Rugby School Thailand

さて、千葉県で開校されるRugby School Japanですが、公民学連携による国際学術研究都市・次世代環境都市の「柏の葉国際キャンパスタウン構想」(2008年策定)の下で、千葉大学の敷地内に設立されます。生徒数は780名で初年度は160名を予定しています。1クラス40名としてクラスですか。果たして多いのか少ないのか。そして学年としては小学6年生から高校3年生を設定ますので、小学校との接続も実は課題かもしれません。文面だけですと寮は併設されていないようですから、通学する生徒だけなんでしょうが、そもそも都市型の学校であれば、それも当然の選択なのかもしれません。

これを機に他の地域での学校誘致が活発化すると面白いかも。当然、日本人だけでは足りないでしょうから、海外からの留学生も来るでしょうし、外国人ビジネスマンの子弟が入学する学校としての選択肢の幅が広がれば、家族で移住してくるビジネスマンも増えることが予測されます。

で、既存の国内の中学校・高等学校の課題をいかにして解決していくか。ここらへんとコミュニティ・スクールが絶妙にリンクしてくるんでしょうね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。


1件のコメント

30秒感想:英国パブリックスクールの開校がニュースに取り上げられています - 大学よもやま話 · 2022-09-20 22:33

[…] 名門パブリックスクールの開校についてですが、同じ日本経済新聞社系列ですので、ネタ元は同じかもしれませんが、確かに興味深いところですよね。前回のこのブログの記事にも書きましたとおり、人口減少が明らかな日本に開校することの意味付けは何なのだろうかと捉え直した時に考えられるのは、日本人だけでなく、近隣国からの留学生及びビジネスマン子弟の入学かと。教育環境が整っているのであれば、欧米のビジネスマンは家族ごと移住してくるでしょうから、その受け皿となる可能性は十分に考えられます。近隣国からの留学生についてもおそらく世界でも安全な国とのイメージが定着している日本と言う国であればと思う保護者がいても不思議ではありません。 […]

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