北九州市立大学が新しい学部設置の構想を立てているようです。

「北九州市長へ、 新学部「(仮称)情報イノベーション学部」(設置構想中) の設置及び運営に関する要望を行いました」(2024.01.030 北九州市立大学)はこちら

「高度なデジタル人材育成 北九州市立大学が新学部設置へ」(2024.01.30 NHK)はこちら

2027年からの開設ということですから、2026年に手続きを行うと思われますが、私立大学だけでなく公立大学でもこういった動きが今後も出てくることが予想されます。

今回の「情報イノベーション学部」の開設にあたり、大学全体の定員は変更しないとのことですが、大学としては設置場所を「小倉北区にある北九州モノレールの旦過駅周辺」と想定して市へ要望を提出したようです。

理工系の学部学科の開設は次年度から文部科学省の支援事業となっていますので、今後も改組を含めた学部学科の見直しは各大学で行われると思われますが、是非とも設置区分を超えた地域での高等教育機関の位置づけを再定義していくことに繋がっていくことに期待したいところです。そのためにも自治体および地域の産業界との連携は不可避ですので、そうなると地域連携プラットフォームって必要な枠組みなんですよね。

「地域連携プラットフォームの構築」(文部科学省)はこちら

少しカッチリし過ぎのイメージもありますが、各大学が本気で自大学の強みは何なのか。

北九州市立大学の動きを他人事ではなく、自大学を見直すきっかけとして、教育研究資源の棚卸しに繋がっていくことに期待したいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

公立大学の存在意義について – 大学よもやま話 · 2024-06-13 07:38

[…] 公立大学も学部開設の動きが出ています カテゴリー: 大学 タグ: 公立大学 […]

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