今回のテーマは、大学間連携協定についてです。

「松本大学と鹿児島国際大学 本学との三大学包括連携協定式が行われました」(2022.09.27 札幌大学)はこちら

大学間連携協定と言えば、コンソーシアム(大学コンソーシアム京都が一番有名ですね)がまず頭に思い浮かぶと思いますが、大学間連携には近隣の大学だけでなく、遠距離の連携もあります。

今回取り上げるのは距離的に明らかに意識した連携と思える連携協定です。上記のリリースにありますように、9月9日に松本大学鹿児島国際大学札幌大学の3大学が包括連携協定を締結しました。大森札幌大学長の挨拶にありますように「日本の北と南、そして中央に位置する三大学で地方創生に係る日本縦断モデルをつくりたいという菅谷学長の熱い想い」から連携に至ったようです(菅谷学長は松本大学の学長です)。

この協定に基づき、「学生を中心とした地域課題をテーマに学生たちが議論する「三大学学生交流課題研究会議」の取組みも行われ、早速、「地域防災」をテーマに、三大学の学生20名が集い、活発な議論」が行われたとのこと。

確かに、立地する地域が異なれば、抱えている課題も異なりますが、異なるからこそ違う視点を獲得できるということもまた十分にあり得ることですので、松本大学の地域に根差すという戦略は全国的な広がりも視野に入れているということですね。すでに大森学長で有名な共愛学園前橋国際大学も松本大学から学んだと公言されていますので、松本大学の先駆的な取組みが全国的に広がっていくと今とはまた違った地域に立地する大学像が確立されていきそうで期待大です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。


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