今回のテーマはMOOCです。

MOOCとはMassive Open Online Courseの略で大規模公開オンライン講座と訳されています。

有名なところでは、「gacco 無料で学べるオンライン講座」https://gacco.org/

「Schoo」https://schoo.jp/

「Udemy」https://www.udemy.com

などがあります。

例によって、欧米からの潮流でして、本場アメリカではMITとハーバード大学が共同で立ち上げたedX https://www.edx.org/や有名どころの大学(例えば、スタンフォード大学)のコースがあるCoursera https://www.coursera.org/ などが有名です。

で、このMOOCですが、受講者にとっては実は凄い可能性を秘めているツールと言えます。なにせ世界中のどこにいても、一流大学の講義を受講できるということですから。大学がない地域の向学心のある人にとってはとても魅力的な講座と言えるのではないでしょうか。

通常ならその大学に行かないと触れることが叶わなかった教育プログラムが全てではないにしろ、その一端に触れることが出来るのですから。画期的なツールだと思いませんか。

しかし、逆を考えてみましょう。

国内の大学においては、今まで閉ざされていてた空間で行っていた高等教育が一気に時空間を超えた大学(しかも誰もが聞いたことのある大学で、公開している講座も質が高い)との競争に巻き込まれるわけですから、たまったものではありません。それは国内の大学ランキングを目指している有名大学だけに限った競争ではなく、地方の小さな大学にも押し寄せてくる波でもあります。

否応なく国際間競争に巻き込まれているという状況にあるのは確実です。それを意識しているかどうかは別として。

おそらく、一部の大学ではMOOCで優秀な成績を修めた学生には自大学への入学に際して優遇措置を適用することを検討もしくは実施しているはずです。今までのルートであれば接点がなかった層へもアプローチが可能となるわけですから。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 大学

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