今回のテーマは、日本テレビ系で放映されていました『二月の勝者』です。

話題になっていたドラマがとうとう終わりましたね。まだ余韻に浸っています。このドラマ、原作はビックコミックスピリッツに連載されています高瀬志帆氏の漫画でして、実は偶然にも連載当初に読んだことがありました。タイトルもさることながら、中学受験をこうも生々しくかつダイナミックに描かれていると自ずとぐいぐいと引き込まれていく内容でして、要チェックの漫画でした。続けては読んでませんでしたので偉そうなことは言えませんが、読む回の時はドキッとするようフレーズや主人公の黒木の別の顔が見えたりと興味深く読んでいました。

で、今回、ドラマ化されるということで、キャスティングを見てみると、柳楽優弥氏、井上真央氏、岸部一徳氏など個人的に好みな俳優さんが出ていましたので、それはそれは楽しみにしていました。柳楽優弥氏は、全く趣の異なる役を演じることが出来る稀有な方だと勝手に思っていまして、瞳の奥に潜んでいる、でも時々出てくるその狂気がとても魅力的な俳優で思わず観てしまいます。

さて、本編ですが、主人公は黒木かと思いきや井上真央氏演じる佐倉麻衣でして、本当に演技が上手くて、新米塾講師のもどかしさに私も思わず感情移入してしまいました。

でもですよ、でも、それ以上に私が唸ったのは、出演されている受験生役の子役の皆さんでした。本当に皆さん、演技が上手くて、驚愕しました。驚愕です本当に。様々な家庭環境があり、その中で中学受験を選択していく子供たち。実際の中学受験もまさにそうで、家庭毎に本当に事情が異なります。それを毎回丁寧に描写し、時には回を跨いで描き切って、子どもが乗り越えていく姿を見せてくれました。それほどまでに中学受験というのは家庭環境に左右されるんですよね。本当に。それにしても、本当に驚愕の演技でした。続編ないですかね。

余談ですが、主題歌とテーマソングも良かったですよねぇ。このドラマにバチっと合っていたと思います。どんなことがあっても、前にしか進めませんもんね。顔を上げて、前を向いて、進んでいきたい。子役の皆さんから学ぶことも多かったドラマでした。続編やらないですかね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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