人が毎朝、目覚めるということは、本来、それ自体が、日々、新たな世界との出会いである。その上で、哲学を持ち、新しい「ものの見方」で学んでいくことは、二重の意味での「目覚め」といえる。

エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン)

検事と前科9犯の詐欺師。接点のない2人がコンビを組むには多少の無理筋も必要だろうと思って観ていると、検事が見に覚えのない不自然な殺人事件の犯人とされ刑務所へ送られるということで無理筋を成立させてしまっている。

その無理筋も別に気にならないくらい当の検事役の役者(ファン・ジョンミン)の演技がスゴい。強面の検事の時はその雰囲気をまとい、刑務所に収監される時は犯罪者、いや濡れ衣を着せられた被害者の雰囲気をまとい、見事に使い分けている。決して、言葉が多い役ではないので、表情や姿勢などからそう見えてくる。認識したのは始めてだが、良い出会い。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

華麗なるリベンジ』2016

(参考記事)

https://takayamaclub.matrix.jp/columns/movie-impressions33/

1件のコメント

30秒映画感想文:『ブレット・トレイン』 - 大学よもやま話 · 2023-05-22 22:30

[…] に 30秒映画感想文:『華麗なるリベンジ』 – 大学よもやま話 […]

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