３０秒映画感想文：『モータルコンバット／mortalkombat』

どこかで聞いたような、目にしたような題名の映画でして、真田広之氏が表紙に出ていましたので、ハリウッドでどのように活躍されているのか見てみたいと思い、手に取りました。

公式HPでは、「社会現象を巻き起こし、世界で最も売れた格闘ゲームの一つ」が題材となっているようで、その描写の激しさから日本では未発売らしいです。道理で、映画の描写も異様なぐらい生々しい場面が結構あったので「えっ⁉」と思うことがありました。そこらへんが苦手な方は正直止めておいたよいかと。結構グロいです。

で、

真田広之氏の登場シーンですが、いきなり初っ端から登場されていて、すごく堪能することが出来ました。幾つになってもやはりカッコいいです。年齢のせいか日本ではアクションよりも演技で見せる俳優に移行されていた印象でしたが、今作品ではバリバリのアクション俳優でした。ブラッド・ピットの最新作にも出演されていますが、同様にアクションが多くありそうですので、見てみたいと思わせてくれました。

物語は、ゲームや漫画が原作だとあるあるなのかもしれませんが、知っている人前提の作りのようで、人間界と魔界の戦いやら、人物設定やら、置いてけぼり感のあるプロットになっていました。『デューン』の時のように分からないなりの世界観なり、映像があればよいのですが。少し残念な印象でした。

まぁ、題材に日本の忍者であったり、日本人俳優も出演されていますし、中国系の俳優も出演されていますので、よりアジアのマーケットを意識されているので、もしかすると日本で未発売のゲームだからという要因があるのかもしれません。

個人的には真田広之氏の今後の活躍に期待したいですし、楽しみにしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『モータルコンバット／mortalkombat』2021