古い言い回しですが、ハラハラドキドキしつつ、笑いあり涙ありとこれぞ映画の王道といった映画です。タイトル通り北朝鮮と中国の国境にある白頭山が大噴火するので、それを阻止しようという物語なのですが、主人公が除隊寸前のやる気があるのだかないのだか分からないチョ・インチャンと、中国で活動していて今は牢獄に入っている北朝鮮スパイのリ・ジュンピン。このどちらも良いキャラクターでして、当然ですが細かな衝突がありつつ、互いの人となりを知っていくという展開となっています。

プロット自体もよく出来ているのですが、噴火という自然災害ですから街並みが次第に壊れていく様が実によく出来ています。ビルの倒壊、津波、道路の陥没など、一見すると分からないくらいよく出来ています。

と言いつつ、今回これを手に取ったのは、マ・ドンソクがジャケットに載っていたからでして、その他の俳優で言えば、イ・ビョンホンしか知りませんでした。韓国映画もそれほど見たことはありませんし。韓流ドラマも実は見たことがありません。今回のマ・ドンンソクの役どころは大学の教授という今までとは打って変わって知的な役どころ。勿論、重要な役どころであることは間違いないのですが、当初の期待がそこではなかったので物足りませんでした。でも、物語としては面白く、没入感もありましたので、楽しめると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『白頭山大噴火』2021


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