今回の映画は、ブラッド・ピッド主演の『ワールド・ウォーZ(World War Z)』です。予告編にリンクを貼っていますので、是非、ご覧いただきたいのですが、単なるゾンビ映画ではありません。感染症という視点から、パンデミックの怖さ、人間の無力さ、そして、やはり最後は諦めない人間の強さがまざまざと描かれた映画となっています。

そして、私が何より、好きな場面は、元国連調査官である主人公・ジェリーがどんなに追い込まれた場面でも、観察するというか洞察するというか事象をジッと見ている場面です。決して、しゃべらないのですが、その目線・視線の強さに物凄く惹きつけられました。そして、その視線の先にある事象にこそ、神が残している解決の端緒があるのです。

また、物語の幅の広さ、この場合の広さとは国をまたがった移動を指しており、ジェリーはアメリカ合衆国以外の国にも飛び立ちます。そして、アメリカ合衆国にいた時と同様な危険な場面に幾度となく遭遇します。それでも決してあきらめない。そうなんです、絶望的な場面にあっても諦めないんですよね、彼は。生き抜くこと、そして家族に再会することを決して諦めない。往生際悪いと思われようがなんだろうが、とにかく前へ突き進む。それも闇雲ではなく、端緒を丁寧に拾いながらです。

これって、ビジネスの世界でも程度の差は勿論ありますが、しぶとさと用意周到さが必要ですよね。時間をかけて完成度の高いものを構築するのも確かに重要なのですが、とにかく前へ進むことも必要な時が多々あります。そんな時には失敗も織り込み済みの思考と行動になりますから、とにかくしぶとくなる。だって、失敗するって想定していますからね。

実は、今回の鑑賞で3回目です。それも毎回新しい視点を獲得できます。

兎に角、おススメです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『ワールド・ウォーZ(World War Z)』.2013

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