続けて、映画感想文ですみません。なにせ立て続けに観たもので。それにしても、Daniel Craigのジェームズ・ボンドもこれで最終回なんですね。幼い頃から含めると、TV放映も含め、結構な数の007シリーズを観てきましたが、実は、Daniel Craigが一番好きだったりします。何が・・・。何とも言えないのですが、その色気というか、大人の男の魅力と言いますか。佇まいも、声も、瞳も、何だか全て良いです。最初は、えらい肉体派の俳優だなぁと思って観ていたのですが、その奥に絶えずある品の良さが私の思い描いているジェームズ・ボンドにピッタリはまっていました、いつの間にか。

今回の物語は前回の続きで、最愛のマドレーヌとの旅行から始まります。そこから幾多の困難に見舞われるボンドですが、不可能と思える任務もやはり、完遂していきます。でも、最後なんですよね。

終わりが近づくにつれ、何とも言えない悲しみがボンドから漂い、物語に没入していた我々を現実の世界に否応なく呼び覚まされていきます。肉体的な強靭さがあってこその優しさであり、しなやかさなんですよね。そこには有無を言わせぬ説得力がある。女性も男性も関係ないですね。そう、キューバで出てきた女性エージェント(Ana de Armas演じるパロマ)もめちゃめちゃしなやかで、力強い。私も少しずつ鍛えようと思いました。

ともかく、おススメです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『NO TIME TO DIE』.2021


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