いやいや、始まりでしょ、この映画は。すみません、いきなりで。今回の映画の物語は、完全にプロローグだと私は思っています。原作を読んでいるのもありますが、まだまだこんなもんではないです。マイキー、ドラケン、三ツ谷、稀咲、半間という錚々たるキャラクター陣の描き方もこんなもんではないはず。絶対に続編があるはず。と期待してます。

さて、物語の粗筋はメディアにも一時期多く露出していたましたので、ご存知の方も多いかと思いますが、簡単に言うと、タイムリープした元不良の主人公が大切な人たちを救うために奮闘(この物語ではまさに孤軍奮闘です)するというもの。

現代の主人公・花垣武道(通称、タケミチ)は所謂、フリーターでして、謝ってばかりの日々を送っています。そして、ある出来事をきっかけに10年前に戻ってしまうという場面から物語は始まります。

この物語で私が注目したのが、主人公の恋人である橘日向(通称、ヒナタ。今田美桜さんが演じられています)と龍宮寺堅(通称、ドラケン。山田裕貴さんが演じられています)の二人。とても重要な役だと私は思いました。ヒナタは主人公のタケミチを、ドラケンはマイキー(物語の中心となる東京卍會の総長。吉沢亮さんが演じられています)をそれぞれ掛け値なしで承認しています。これって、出来そうで出来ないものです。愛情からくるものなのか、友情からくるものなのかはさておき、根本で相手を信用・信頼しているという前提があるのとないのでは、受け手側の生き方にも影響が多分に出てきます。まずは、相手を全くもって信じることから生まれるパワーをこの物語ではまざまざと感じることが出来ました。これって、社会で出てからも大切なんですよね。私にも根本で全くもって信じている人がいます。別に相手に何かを求めているわけではないのですが、信頼できる。仕事を任せる、仕事が出来るということではない、超越した何かを信用しているんでしょうね。こちらからの姿勢なので、別に相手に求めるものは何もないのですが、不思議とそういう方は思った以上の仕事で返してくれたりします。

あと、余談ですが、山田裕貴さんて方、良いですよね。NHKよるドラ「ここは今から倫理です。」を拝見してから、一気に気になる俳優さんとなりました。抑えた演技もできるし、はねた役もこなせる。私が気になるドラマや映画に出ているのは偶然出ないような気もしています。今後の活躍に期待大です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『東京リベンジャーズ』.2021


0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です