この物語、1981-1985年にかけてブロードウェイ・ミュージカルとして上演されていた「ドリームガールズ」の映画化です。1982年にはトニー賞も受賞しているようで、ミュージカルがお好きな方はどなたでもご存知なくらい有名みたいです。で、上映から16年も経って観た私にとっては少々、古かったのか言えば、決してそうではなく、ストーリーも素敵ですし、歌も、キャラクターも素敵でした。

正直に言えば、ミュージカルは余り観たことがなく、まともに観たのは始めてでした。何か気恥ずかしいというか、ストーリーの途中にいきなり歌い出すのはふっと我に戻されるのではないかと避けていた節もあります。この映画がミュージカルが原作とは知りませんでしたので、観たわけですが、全く違和感なく、我に戻されることもなく、没入することができました。

没入できたのはひとえに登場人物がどれも魅力的だったから。冷静に振り返ってみても、誰が主人公だったのか、よく分かりません。それくらい各登場人物が描かれていて、どの人物の立場に立ったとしても共感できる部分があるのだと思います。

主な登場人物は以下の通り。

エフィ・ホワイト

ディーナ・ジョーンズ

ロレル・ロビンソン

カーティス・テイラー・ジュニア

ジェームス・アーリー

人生は思った通りに行くことの方が稀。それでも、前に進むことが出来る。気づいた時にリセットしてやり直しをしてみる。人には誠実に向き合う。当たり前と言えば、当たり前なのですが、年齢を経てきたからでしょうか、その当たり前が心に刺さりまくります。

 

おススメです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

映画『ドリームガールズ』.2006


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