本日のテーマは、企業向けLMSについてです。

「キリングループが全従業員を対象とした学習プラットフォームとしてCAREERSHIP®を導入」(2022.07.11ライトワークス HP)はこちら

LMSは何も教育機関に限った話ではなく、企業向けのLMSも当然のようにありまして、上記の記事のとおり、キリングループが全従業員対象にLMSの導入を決定しています。おそらく、既に何らかのシステムは導入していたと思いますが、刷新したということはCOVID-19の影響もあり、リモートワークの加速、それに伴うネットワーク環境の整備、および戦略的人事政策の必要性の高まりが合いまった結果ではないかと思われます。

キリングループの場合、以下の3点を導入する際のポイントとして挙げています。

・スマートフォン、タブレットから受講可能なこと
・動画を組み込んだ研修実施が可能なこと
・ユーザビリティが向上し、キリングループでの一斉研修が可能なこと

うーーん。これってまんま高等教育課程以下でも同様のことが当てはまることですので、下手をすると小学校から使用しているLMSがそのまま社会人になっても使用するという事態が起こりかねません。いや、同じLMSとまではいかないまでも学修記録はそのまま引き継がれることが前提のシステム設計も容易に予想されます。そうなるとですよ、いよいよデジタルバッジの有効性も活きてきますし、マイクロクレデンシャルもいよいよ現実的なものとなってきそうです。

ちなみに、株式会社ライトワークスでは、企業向けLMSの比較もブログに載せていますので、今の動向を知るには有効です。

「企業向けLMS徹底比較!Web公開情報から真摯に調べた情報まとめ(2021)」(2021.03.25 ライトワークスブログ)はこちら

最後までお読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 社会人教育

1件のコメント

通信教育課程におけるオンライン試験のひとつの解が実現されています – 大学よもやま話 · 2024-03-20 07:35

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