本日のテーマは、3月25日にリリースされています「LABOT、「学費の出世払い」を国内・海外の様々な分野の教育機関に導入支援する「ISAプロバイダー事業」を通じ、金融分野に参入へ。」についてです。

「LABOT、「学費の出世払い」を国内・海外の様々な分野の教育機関に導入支援する「ISAプロバイダー事業」を通じ、金融分野に参入へ。」(2022.03.25 LABOT HP)はこちら

LABOT。聞いたことあるなぁと思っていたら、あのプログラミングスクール「CODEGYM」を運営している会社でした。「CODEGYM」って聞いたことある人もいるかと思います。記事の題名にも出ていますように、出世払いで一時、注目を浴びたスクールでして、学費の前払いが全くない代わりに、就職した後にコツコツ返済してくださいねという仕組みを前面に打ち出したことで注目を浴びていました。しかも、年収が基準に達していない場合や、病気やケガなどの場合は猶予期間もあるという。

お金でやりたいことの障害にならないようにという単純な発想にせよ、学校と言う運営形態上、現金収入がないとそもそも講師も雇用できなければ、施設設備の維持も難しいとこれまた単純な私は思ってしまうわけです。固定観念の塊のような感じで情けないですが。

この出世払いの仕組み。ちゃんと名称がありまして、リリースの頁によりますと、Income Share Agreement、略してISAという名称で、「所得による教育格差を是正する方法として米国を中心に、世界各地の教育機関やブートキャンプで採用されて」いるようです。で、私の疑問に応えるように、「提供企業・教育機関側としては財務キャッシュフローの問題が最も懸念されるものとなります。これらのことから、ISAには非常に高い参入障壁があり、国内では、継続的に投資家の出資を受けて行われる法人でのISAの参入例は、当社を含め2例しか確認できておりません」ということみたいです。

単純に考えてプログラミングスクールであれば、卒業生の就職先となり得る企業からの協賛を得る形で収入を得ることは可能ですよね。だって、企業としては採用活動に係る経費を見積もって、それとトントンであれば、充分元が取れるはずですし、講師として社員を派遣すれば、スキルも身につきますしね。

いや、その仕組みがこのリリースの本題ではないのです。それを様々な分野の教育機関で実現できるよう「ISAプロバイダー事業」へ乗り出すということが本題です。これが実現するためには、実務レベルが高い分野をセレクトしていくと面白いですよね。専門学校や高等専門学校などの教育機関と組むと面白そうですよね。現に神山まるごと高専なんて学費無償化を本気で狙っていますしね。楽しみだなぁ、この仕組み。本人のやる気と熱意さえあれば、学びたいことが学べる。早いこと浸透していってほしいです。ホントに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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