熊本大学と言えば、TSMCの工場新設に伴い、下記のように新組織の設置で呼応し、半導体人材育成を担っている教育機関のひとつです。

「情報融合学環」及び「工学部半導体デバイス工学課程」設置構想の詳細はこちら

・「情報融合学環」は分離融合の学部連係組織

・「工学部半導体デバイス工学課程」は工学部4学科横断の新組織

その熊本大学が新たなプログラムを始動させるようでして。

「半導体・DX人材育成のための英語教育プログラム開発について米国政府との連携を発表しました」(2023.07.11 熊本大学)はこちら

米国政府のプログラム内容(English Language Specialist Program)については以下の頁に記載されています。

English Language Specialist Program(U.S DEPARTMENT of STATE)はこちら

このプログラムは米国大使館が海外での質の高い英語プログラムを提供することを目的としており、英語を母国語としない人への英語教育(TESOL)分野のスペシャリスト(修士もしくは博士号取得者)を派遣するプログラムとなっています。

ここからは例によって妄想ですが、このように米国政府の支援を受けながら、英語教育プログラムを開発するということですので、将来的には英語のみでの卒業が可能な学士プログラム及び修士プログラムを開発することが出来れば、アジア圏からの留学生を呼び込むもしくは教育プログラムとして他国へ輸出するという構想にも繋がってきます。実際に半導体工場のある地域でのプログラムですのでそれ自体が売りになりますし、就職にも直結していきますから。

実際、高専の教育プログラムが輸出されていることからあながち的外れな妄想でもないかもとも思ってしまいます。そうなると、熊本大学と近隣の高専との共同プログラムが立ち上がってもよいかもです。うーん、広がりますねぇ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

カテゴリー: 大学

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