インターンシップという言葉はどれくらい浸透しているのでしょうか。日本語で言うと就業体験ですね。大学生が社会に出る前に社会で働くとはどういうことかを実際に会社で体験させてもらう機会です。なにも大学生だけに限りません。中学生が店頭に立っている場面に出くわしたことはありませんか。職場体験=中学生のインターンシップです。

 コロナ禍で様々なことがオンラインで実施され、インターンシップについてもオンラインで実施しているプログラムもあります。実際に職場で体験しなくてインターンシップになるのか、なんて声も聞こえてきそうですが、そもそもリモートワークにシフトしている企業からすると、それもアリなんだと思います。後はツールの問題(対面かオンラインか)ではなく、プログラムの中身の問題なのでしょう。大学の遠隔授業とまさに同じですね。

 でも、ワンデーインターンシップ(一部にインターンシップという文言を入れるべきではないという意見もあるそうですが私もそれには賛成で、別の名称にしていただいた方が良いように思います。話が逸れました)のように単発で終わる体験ではなく、ガッツリ2週間から3週間かけてのインターンシップはやはり学生側も受け入れ側も両方真剣ですから、それがたとえオンラインになったとしても質の観点からみるとしっかりとしたプログラムとなっているのではないでしょうか。

 で、具体的な事例をご紹介。

 ジャルパックは立教大学とのインターンシップを開始していまして、日本にいながら海外オフィスで働くことも体験できるとのこと。このインターンシップは正課科目として単位認定されるプログラムのようで、大学側の本気度も伺えます。ジャルパックも本気ですよ。なぜなら、課題解決型のプログラムが設定されていて、なおかつ機関が20.5日間!

 これは本気でしょう。学生が真剣に取り組んでいる光景が目に浮かびます。上手くいかなくてもいいと思います。失敗を多く経験して社会に出るときの糧になれば、大学側も企業側もこれほど喜ばしいことはないと思います。

インターンシップの本場は海外でしょうが、それはまた別の機会に。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


1件のコメント

オンライン授業に関する調査結果にへの早稲田大学の対応は注目に値します。 - 大学よもやま話 · 2021-10-07 21:20

[…] インターンシップもとうとうオンラインの時代に カテゴリー: 大学 タグ: […]

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