今回のテーマは起業実態の国際比較についてです。

ふと、下記のプレスリリースに当たりまして。

「【2022年10月10日開催】<学生×経営者>で1日限りのマッチングイベント!横浜みなとみらいから次世代の起業家を生む「みなと未来サミット」 〜ベンチャー経営者3名+神奈川の金融機関・起業支援担当の方登壇!自身の起業エピソードを交え横浜の学生と交流〜」(2022.10.09 PRTIMES)はこちら

もうイベント自体は終了していますので、何かあるわけではないのですが、記事の内容を見ますと、現役の大学生4人が企画したイベントのようでして、それだけでももう凄いことだなと単純に思った次第です。もちろん、株式会社ATOMicaという企業がサポートしているわけですが、授業を受けながら、こういったイベントを企画し、実行に移すことだけで年齢に関係なく、個人的に尊敬してます。

で、

ふと気になったのが、プレスリリースにも記載のある起業率の低さ。5%って。本当ですかと。いや疑っている訳ではないです、もちろん。それにしても低いなぁと感じたわけでして、そうなると公表されている資料を見てみたくなりまして、当たってみました。

「2017年度版 中小企業白書 2 起業の実態の国際比較」(中小企業庁)はこちら

するとですね、なんと2001年度の4.4%からほぼ同水準で推移してまして、米国、英国、フランス、ドイツと比較しましてもやはり低いのです。同白書の続きを読んでいくと、それでも日本にも少しでも希望があるとすれば「起業間新車が企業活動を行う割合の国際比較」にヒントがあるような気がしました。結論にも「我が国の起業意識の水準は、欧米諸国と比べて低く推移しているが、その一方で、起業関心者に限定すると、起業準備を行う割合は、相対的に高いことが分かった。このことから、我が国において起業を増やすためには、はじめに起業無関心者に対して、起業に関心を持つように働きかけていくことが重要である。」とあります。ということは、ここでも教育における意識づけも大切だということですから、最初に戻りますが、横浜の4名の大学生が企画しているイベントの重要性が分かるというものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

カテゴリー: Life

1件のコメント

30秒感想:京都産業大学が起業家育成プログラムを新しく導入します - 大学よもやま話 · 2022-11-04 22:35

[…] 30秒感想:起業実態の国際比較について カテゴリー: 大学 タグ: 京都産業大学起業家育成プログラム […]

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