とうとう神山まるごと高専がBBCに取り上げられるようになりました。

「徳島の山あいの町、日本のシリコンバレーになるか 起業家育成の高専が開校へ」(2022.08.22 BBC NEWS)はこちら

それだけ国内では異質で、かつ、ユニークな学校と言うことなんでしょうね。記事の詳細につきましては、上記のリンクからご覧いただきたいのですが、Sansanの寺田社長が徳島県神山町に進出し、高専を設立するまでの経緯が簡潔にまとめられています。発端はもう10年以上前に遡るんですね。存じ上げませんでした。記事の内容としては本当にサラっとですし、どちらかというと同じ過疎地域でベンチャーを立ち上げたとくし丸の方が動画にもなっていて充実した内容となっているのですが、神山町で高専を立ち上げるということがこれで広く認知されていくのだと思います。

と同時に、記事の中でも少し言及されているのですが、2022年を政府は「スタートアップ創出元年」と位置付けていて、年末までに「スタートアップ育成5か年計画」を策定する方針となっています。この流れとも符合するので、まさに求められている学校が新しく開校されるということですから、本当に楽しみです。

ちなみに、

「スタートアップ創出元年、「5か年計画」で政策をギアチェンジ」(2022.07.13 METI Journal)はこちら

でも紹介されているように、政府はスタートアップ推進のためのエコシステムの構築を目指していて、経済産業省「新たな学び直し・キャリアパス促進事業」(2021年度補正予算で8.6億円計上)で、「中小企業・スタートアップへの兼業副業・出向等支援補助金」と「起業等に向けた準備支援(客員起業家)実証事業」が盛り込まれています。

「スタートアップ創出元年、人材交流でイノベーションを促進する経産省の新政策」(先端教育)はこちら

この流れが高校生・高専生・大学生が進路のひとつとしての起業を考えた時の後押しになれば、それだけで既に成功の第一歩になるのでは、とも思っています。スタートアップについては大きな流れが出来つつありますので、大学だけでなく、高専・高等学校の動きにも期待したいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。


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