自治体による大学発スタートアップ支援が拡大しています

大学発スタートアップと言えば、個人的には武蔵野大学アントレプレナーシップ学部や近畿大学が思い浮かぶのですが、今回取り上げるプレスリリースは自治体と大学が連携してスタートアップのエコシステムを構築していく支援事業となっています。

自治体によるスタートアップ支援と言えば、福岡市を思い浮かびますが、東京都もかなり力を入れているようでして、決して数は多くはないですが、本気度が垣間見えます。

「ReGACY Innovation Group、東京都と共同で、「大学発スタートアップ創出支援事業」に参画する大学等の募集を開始」（2024.08.26　ReGACY Innovation Group）はこちら

「大学発スタートアップ創出支援事業」（2024.08.26　東京都）はこちら

詳細は上記サイトをご確認いただきたいのですが、「大学発スタートアップ創出支援事業　大学等公募要項」から概要を見ますと下記の通りです。

事業化促進型　３校程度

環境構築型　７校程度

支援上限額は、10大学等の合計で令和６年度 ２億9,550万円、令和７年度 6億 9,300 万円（予定）で、1大学等当たりの各年度の上限額の目途（税込）は以下のとおりです。

【令和６年度】事業化促進型：2,500 万円、環境構築型：3,150 万円

【令和７年度】事業化促進型：5,390 万円、環境構築型：7,590 万円

１０大学の数を少ないとみるかどうかはさておき、約１０億円の予算はなかなかな規模だと思いました。今後の応募状況と採択大学は追っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

（参考記事）