アントレプレナーシップと聞くと、どうしても“ザ・起業”というイメージが強く一般の学生・生徒には縁遠いものになりがちです。それでも、大学によってはインキュベーション施設が開設されたりして、以前と比べると(あくまで以前と比べるとですが)、身近な概念となってきているのではないでしょうか。

ですが、アントレプレナーシップ=起業ということでもなく、もっと原理的なことに遡っていくと下記のプレスリリースにもありますとおり、文部科学省では、「新たな価値を生み出していく精神」と捉えています。

そうなると、何も大学だけに留まることなく、もっと早い段階からその意識は芽生えていた方が選択肢は多くなるのではないかというのが、自然な発想ですよね。

そこで今回採り上げる国立研究開発法人科学技術振興機構による派遣事業では、下は小学1年生から上は高校3年生まで幅の広いアントレプレナーシップ教育の機会が提供されています。しかも、講師陣はユニークな経歴な方ばかり。地域によっての対象講師数の多寡は今後の課題かと思われますが、よくこれだけの方々が賛同されたなというのが正直な印象です。

有名どころでいうと

出雲充氏(株式会社ユーグレナ 代表取締役社長)

南場智子氏(株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長)

などなど。

高校の先生方のみならず、小学校・中学校の先生方にも是非とも活用していただきたい事業かと思われます。

「全国の小・中学校、高等学校へ起業経験者等を派遣し、講演等を実施! 「アントレプレナーシップ推進大使」(文部科学大臣任命)の派遣を開始! 自ら社会課題を見つけ、課題解決にチャレンジし、他者と協働しながら解決策を探求する知識・能力・態度を身に付ける!」(2024.07.29 PRTIMES)はこちら

「アントレプレナーシップ推進大使派遣支援の案内」(国立研究開発法人科学技術振興機構(JST))はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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