スタートアップに関するエコシステムを構築していくと政府が打ち出してから久しいですが、ベンチャー企業を育てる土壌としては大学という場は最適ではないかと個人的には常々思っている次第です。

佐賀大学では、学生の起業支援を行っているようでして、その成果のひとつが報道されています。

「IT技術で教育現場改革に挑む! 佐賀大学発ベンチャー社長【佐賀県】」(2024.01.30 佐賀TV)はこちら

詳細は上記サイトにてご確認いただきたいのですが、起業というと大上段に構えがちですが、取材を受けていた大学院生の方のようにスモールスタートでも構わない好事例だと思いました。

動画だとサクッと視聴できますし、取材を受けられた方の人となりも十二分に分かったりするものです。大学としては地域の人材育成の観点という側面もありますが、自治体としては若者世代の地域への定着率の向上という方針もありますし、今回のケースのようにそのベンチャー企業が地域の社会課題の解決にまで及ぶとなると、一石何鳥になるか分からないくらい波及効果があるのではないかと思われます。

加えて佐賀大学の場合、起業のための施設設備を充実させているようですから、もしかすると他県からこの環境を求めて佐賀大学を目指すという人が増えていくかもしれません。その系譜が連綿と続いていくと大学としてのブランド力の向上にも一役買いそうです。

ちなみに佐賀大学では認定制度があるようですので、ご興味のある方は下記サイトにてご確認ください。

佐賀大学発のベンチャー一覧はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

アントレプレナーシップ教育は全国に広がっています – 大学よもやま話 · 2024-02-20 22:32

[…] 大学発ベンチャーの形は様々です(佐賀大学) 大学発新産業創出基金事業 「スタートアップ・エコシステム共創プログラム」の 2023年度新規採択プラットフォームが決定 カテゴリー: 大学 タグ: 東北大学 […]

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