ソフトバンクLINEヤフーと言えば、コミュニケーションツールはもちろんのこと、先端テクノロジーへの貪欲な探究というイメージの企業ですが、このたび、龍谷大学との連携協定を締結するとのプレスリリースが流れています。

「社会課題解決や人材育成を支援する場として整備される龍谷大学京都駅前新拠点の構築などで連携―龍谷大学・ソフトバンク株式会社・LINEヤフーの3者の包括連携協定を締結―」(2023.12.15 龍谷大学)はこちら

龍谷大学が京都駅前に新しい拠点を持つということにも反応してしまい、調べてみますと、市有地に大学以外にも複合的な機能を持つ拠点を設ける計画のようです。

「京都駅前の市有地、大阪ガス系など整備 文化交流拠点に」(2023.09.25 日本経済新聞)はこちら

具体的には京都市立芸術大学の隣接地で龍谷大学の拠点以外に学生寮や交流型の賃貸マンションが入るとのこと。

ということは、龍谷大学が京都駅前が新しいキャンバスを開設することに伴い、ソフトバンク・LINEヤフーと連携することでネットワークの構築も含めた施設設備の設計を新しいテクノロジーを見据えて行うということなのでしょう。

そう言えば、ソフトバンク・LINEヤフーは他の大学とも提携をしていたのではないかと調べてみますとありました。

「LINE、京都産業大学、ソフトバンク、 大学DX推進による学生のトータルサポートを目指し、包括連携協定を締結」(2023.05.26 LINEヤフー for business)はこちら

「最新のテクノロジーで今までにない学生生活を。「スマートキャンパス構想」初の連携協定を京都産業大学と締結」(2023.06.05 ソフトバンクニュース)はこちら

「スマートキャンバス構想」

良いネーミングですよね。スマートシティ、スマートキャンバス。近未来の社会を予感させるネーミングです。いや、近未来ではなく、Society5.0なんでしょね。

上記サイトに依りますと、「スマートキャンバス構想」には

・5Gスマートキャンバス

・LINEスマートキャンバス

・WEBスマートキャンバス

の3つの軸で構成されており、「今回、京都産業大学では『5Gスマートキャンパス』『LINEスマートキャンパス』に取り組んでいく。」とのこと。大規模大学に限らず、学内には様々なシステムが稼働しており、それなりに年数が経っているところもあるでしょう。それを一気に変えてしまうという選択もありますし、それらを繋ぐプラットフォームを導入するという選択もあります。『LINEスマートキャンパス』に関して言うと既に学生のスマホにはインストールされている割合が高いでしょうから親和性の高さが選択の決め手となっていたでしょうし、LINE上で様々なアプリが稼働するとのことですので、どちらかというと統合していくという選択をしたのではないかと思われます。

国内では携帯端末で言うとアップルが半数以上を占めていますので、個人的にはアップルのアプリの攻勢にも期待していたりします。今後の各社と大学との連携協定にも目が離せませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


1件のコメント

PC関連メーカーによる教育DX支援プロジェクト(BUFFALO) – 大学よもやま話 · 2024-03-21 22:35

[…] ソフトバンク・LINEヤフーが大学との連携を浸透させています(龍谷大学・… 高校段階でのデジタル人材育成の強化に予算がついています カテゴリー: 大学 タグ: BUFFALO名古屋大学 […]

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