一昔前の大学生と言えば、学期末には定期試験や課題レポートに追われつつ、それ以外の期間には大学生活を楽しんでいたものですが、コロナ禍を経て状況は一変してしまいました。そもそも課題レポートを事務局の窓口に提出するという行為自体(つまり紙での出力する必要がない)が消滅し、ほぼLMS上での提出と変化しました。また、日々の課題への取り組み状況がLMSで一目瞭然となりましたので、各人の授業外学習も自ずとそれを意識せざるを得ない状況にあります。

まぁ、本来のあるべき姿へ帰結していったと言えなくもないですが、それほど忙しくなったにも関わらず、学生の学力の度合いが急激に伸びたという話も耳にしませんので、やはり高校時代からの接続を意識した学習習慣が大切だということなのだと思われます。

ということで、欧米の大学ではライティングの授業が中等教育課程から必須となっていますが、日本の場合、大分様相は変化しましたがそれでも大学で書くレポートの数がやはり多いのではないでしょうか。

そこで今回のプレスリリース。

「就活や卒論で時間がない大学生必見のレポート作成支援アプリ「classdoor」が、スマホアプリを10月31日にリリース!スキマ時間のレポート作成がより簡単に! ブラウザ版にない新規機能も登場し話題に!」(2023.10.31 PRTIMES)はこちら

実に画期的なシステムでして、型を診断して設問に答えるだけというものです。

classdoor」のサイトには「こんな学生におすすめ」として以下の3点が挙げられています。

・レポート作成をAIだけに頼りたくない

・良いレポートで成績を向上させたい

・論理的な文章構成力を身につけたい

良いですねぇ。3番目も量による繰り返しによって身に付くことは多々ありますから、このシステムを利用し、繰り返し実践することで着実に構成力は身に着いていくのでしょう。

そして、1番目。AIがどれほどの精度なのか使用したことが無いので実感として認識はないのですが、それでも大学に入ったからには是非とも振り回されて終わるのではなく、ほどよい距離感をもって付き合いたいもの。ことレポート作成については、このようなシステムを利用して、AIには頼らない本物の学びを修得していっていただきたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

カテゴリー: 大学

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