今回は、高校生1万人調査から見えるICTの学習効果についてです。

「オンライン学習サービス『スタディサプリ』1万人超の高校生の学習効果を検証 ICTによる個別最適学習と目的意識醸成が学力向上を示唆」(2022.08.24 株式会社リクルート)はこちら

皆さんもCM等でご存知かと思いますがもはや学習アプリの定番となっているリクルートの『スタディサプリ』。学校向けサービスに至っては既に2900校へ導入されていますし、大学受験講座は4万本の講座が提供されており、その圧倒的な実績から教育業界ではスタンダードになりつつあるのではないでしょうか。CMのユニークさと知名度からすると家庭教師のトライでしょうが。

で、今回の検証結果ですが、詳細は勿論、上記のリンクから確認していただきたいのですが、やはり学習習慣と教科による戦略的な学習方法にあるようで、これって以前から進路指導の先生や塾の先生から授業内やガイダンスで高校生には周知されていることではあります。しかし、学習習慣と言っても出来ている生徒は問題ないですが、出来ていないからこそ塾に通ったり、スタディサプリを申し込んだりしている訳です。そこは今回の検証結果のデータから相関関係のある項目をきっちりと提示されています。(なので確認してくださいね。)

その結果を見てもやはり担任の先生であったり、塾のチューターの役割って本当に大切ですし、学習自体はICTで個別学習が実現していっていますが。動機づけのところはやはりきっちりとコミュニケーションしていくことが大切だと感じました。もちろん、大人との関係性だけでなく、高校生同士、それも同学年だけでなく、上級生下級生との関係性で構築していくことも取り組みとしてはアリなのだと思います。いずれにしろ、そこは生身の人間とのやり取りが必要なのではないかと。出来る生徒は周囲から言われなくても自らできますからね。まぁメタバースの時代がくればAIによるアバターで学習習慣のない生徒をサポートしていくことも可能になっていくのかもしれませんが。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。


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