今回のテーマは先日、プレスリリースされていました神戸学院大学における薬剤師を目指す学生向けのバーチャルトレーニングのシステムの共同開発についてです。

「薬学部の武田教授らが薬剤師を目指す学生向けのバーチャルトレーニングのシステムを共同開発しています」(2022.05.10神戸学院大学HP)はこちら

DXもここまで来ました。バーチャル上で出来る範囲もここまで広がるとこの後のステップも加速度的にデジタル化していくのでしょうね。トレーニングの概要としては、「薬局を想定して、薬を求める患者との会話を学ぶことができるトレーニング」となっていまして、具体的に声に出して学ぶことが出来るようです。実際のアプトプットの学習機会ををどのようにして確保していくかという課題の下から生まれたシステムですので、使えば使うほど精度も上がっていくのでしょうね。ところで、このようなシステム、イマクリエイト株式会社という会社が制作しているようでして、絶対他の大学とも産学連携しているはずだと思い、調べてみると、やはり東京大学熊本大学とも共同開発してまして、メインは医療系のようです。両大学ともかなりの精度のバーチャルトレーニングのようでして、近い将来どの医学部においても導入されるのではないかと思いました。新型コロナウイルスは多大な負の側面を生み出しましたが、こうした正の側面も生み出していて、一部には未来がぐっと近づいてきたという印象を持っている方も多いと思います。とは言いつつ、このようなトレーニングを積みつつも、やはり生身の患者と向き合う経験を一つでも多く学生の間に積んでいって欲しいなとも思ってしまいました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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