今回のテーマは大学のダブルディグリーについてです。

「【国際学科】TUJ DDP1期生がテンプル大学ジャパンキャンパスを卒業しました!」(2022.05.24 昭和女子大学HP)はこちら

ダブルディグリー。勿論、知っていますよ、これでも大学に勤務していますので。但し、これも恥ずかしながらなんですが、制度の概要程度しか知らなく、大学間で協定が結ばれていれば、改めて入り直す必要がなく、年数が加算され、2つの学位を取得できるという程度でした。いつか、実情を知りたいなぁと思っていましたら、上記の昭和女子大学の記事がありまして、大学のブログやらYouTubeやら学科の制度説明の頁やらを拝見して、ようやくなるほどとなりました。

昭和女子大学には実は以前から注目していまして、坂東学長の発信力もさることながら、海外に昭和ボストンというキャンパスを持っていたりして、他の女子大とは少し系統が違うなと思っていました。今回の記事にもなっていますテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)も元々違う場所に立地していたものが昭和女子大学キャンパス内に移転したとか。その辺りの経緯にも興味が湧くのですが、日本に居ながらにして、ダブルディグリーが取得出来てしまう、しかもオンラインと言う形態ではなく、リアルに隣接していますから、まさしく国内留学で海外留学。制度としては、3年次が修了したのち、TUJへ編入し、2年間学び、計5年間で「BA (学士号) in General Studies Major (教養学科), concentration in Asian Studies (アジア研究コンセントレーション)の学位」を取得できるというものです。

これって実は画期的なことですよね。人数がまだまだ少ないということもきちんとハードルを設けて、本当に意欲と能力を持った学生を選抜しているのだなと思わせてくれます。1期生と言うのも勿論あるのでしょうが。

これ以外にも、上海交通大学・淑明女子大学校でも同様にダブルディグリーが可能と言うことで、グローバル人材を獲得したい企業にとってはまさに欲しい人材を輩出しているといったところでしょうね。

ちなみに、読者の方で自身が志望されている大学でそのような制度があるのか、あるとしてどのような大学と協定を結んでいるのかは、下記のHPを見てみてください。少し前ですが文部科学省が調査していますので、かなり詳細に分かると思います。興味がある方は是非!

「海外の大学との大学間交流協定、海外における拠点に関する調査結果」(2021.10.26文部科学省HP)はこちら

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です