今回は、以前にも紹介しました「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」の認定結果についてです。
認定結果については、こちら
公募期間は3月17日~5月14までで、対象は4年制大学、短期大学、高等専門学校です。高等専門学校が含まれていることは要チェックですよね。一方で専修学校は含まれていません。入る余地が無いと言えばなさそうですが、これおそらく所管の問題で4年制大学・短期大学・高等専門学校は文部科学省直下の所管ですが、専修学校は地方自治体所管なんですよね。なので、対象から外れている。考えすぎでしょうか。
今回の認定は審査を経て11件でした。7月末までに第弐回の認定が行われる予定のようで、文部科学省(もちろん、内閣府と経済産業省もです)としては更に増やしていきたいのでしょう。認定の有効期間は令和8年3月31日まで。ここもミソですよね。再度の認定の際には更に別の要件が入っている可能性も十分考えられますから更なるブラッシュアップが求められます。当然と言えば当然ですが。
今回の認定結果は
国立大学 2件
私立大学 5件
国立高等専門学校 4件
となりました。
都市部の大学というよりも地方の大学の動きが早かったということでしょうか、国立大学ですと、和歌山大学と岡山大学。私立大学ですと、広島工業大学と徳山大学が認定を受けています。大学のプログラムについては、文部科学省のリンクからご確認いただきたいのですが、正規の課程だけあってきっちりと構成されています。これも当然と言えば当然ですかね。
全学生を対象としているというのが、逆にハードルが高かったのかもしれません。通信制の大学であるサイバー大学は、従来のカリキュラムをそのまま流用できたのではないかと思われ、そもそもの大学の設置の趣旨からも今回の認定事業の目的との親和性が高かったことが予測されます。
第2回目の認定ではどの大学が含まれているのか、引続き注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
1件のコメント
テーマ:1分間解説:明星大学データサイエンス学環 - 大学よもやま話 · 2022-01-22 22:49
[…] […]