コロナ禍を経て、前倒しで中等教育課程においては、一人一台端末が浸透しており、様々な施策がデジタルベースで構築できる環境は整いつつあります。既に次の端末更新の時期が近づいていますので、各自治体はその対応に追われている事かと思われます。

一方で、そろそろ集約されたデータを活用した教育施策が出てこないかなぁと思っていたら、横浜市が動き出しました。

横浜市と言えば、横浜型小中一貫教育を想起されるほど、教育に力点を置いているイメージが個人的にはありますし、横浜国立大学の教育学部は伝統がありますので、歴史的に教育が充実しているイメージがあります。

その横浜市が打ち出した施策のひとつである学習ダッシュボード「横浜 St☆dy Navi」((よこはまスタディナビ))のポイントは以下の3つ

・ビッグデータ化

・エビデンス化

・スパイラル化

詳細は、下記プレスリリースでご確認いただきたいのですが、ここで私が着もしたのが、データサイエンスチームの記載。

もちろん、集めるだけでなく、集約したデータをデータサイエンスチームによるデータ分析が行われるようでして、メンバーとして下記プレスリリースに記載があるのが以下の通り。

大学:横浜国立大学・名古屋大学・慶應義塾大学等

企業:内田洋行・コニカミノルタ・NTT東日本等

教職員等:情報研究会・養護教諭、SC等

やはり、横浜国立大学が絡んでくるのは当然として、慶應義塾大学も地理的に近いのもあるのでそうかなぁと思いつつ、名古屋大学が気になります。距離が全く遠いですので。

その辺りを繋いだのが、おそらく内田洋行とNTT東日本なのでしょうね。

ここから教育モデルを作り出し、全国の自治体へ浸透していくと教育行政も大きく変わっていくかもしれません。もしかすると学習指導要領も。展開に期待したいところです。

「26万人のビッグデータの活用によって、学校教育が変わります!~データサイエンスを取り入れた横浜の挑戦!学習ダッシュボードが全国最大規模で6月から運用開始~」(2024.06.13 横浜市)はこちら

「内田洋行、神奈川県横浜市の全小・中・義務教育・特別支援学校496校へ、児童生徒26万人、教職員2万人が活用する学習支援システムを構築

~教育データの利活用や利便性の向上を促進し、「横浜教育DX」の実現を支援~」(2024.06.13 内田洋行)はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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