能登半島地震で被災した入学予定者並びに在学生の学費を免除する制度を導入した大学あります。

「サイバー大学が令和6年能登半島地震で被災した入学予定者、在学生の学費等を免除する特別奨学金制度を導入」(2024.02.22 サイバー大学)はこちら

詳細は上記プレスリリースをご参照いただきたいのですが、被災地域の学生はほぼ該当するようです。しかも全額というのが、本当に全学でして、2024年度入学者と2025年度入学者(既に次の年度まで指定しています)の場合、入学から最大6年間、124単位履修分等が全額免除、現在在学している学生は卒業までの学費等が全額免除となります。

しかもですよ、2011年の東日本大震災の際にも「入学費用や授業料の一部を免除する被災地特別奨学金制度を導入」されていたそうで、既に導入実績があるとのこと。

サイバー大学の場合、全ての授業をオンラインで受講することができ、通学不要で卒業できるというのが特色の一つですから、その点でも被災者にとっては利便性が高いと言えます。

ちなみに発生源に近い金沢大学や新潟大学では次のような学費・経済支援制度を導入しています。

(金沢大学)

「令和6(2024)年度入学料・授業料(前期)免除(令和6年能登半島地震による家計急変)(金沢大学)はこちら

被災した区分に従い、入学料及び授業料免除もしくは授業料免除のみ

(新潟大学)

「【令和6年能登半島地震被災者対象】 令和6年度入学料・授業料免除について」(新潟大学)はこちら

新入生:半額もしくは全額免除

在学生:半額もしくは全額免除

どちらも既存の被災者支援制度をベースにした支援策だと思いますが、サイバー大学との差はある印象を受けます。通学制課程と通信制課程との差もあるのでしょうが、サイバー大学の手厚さが目立ちますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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