今回のテーマは、培養肉未来創造コンソーシアムの設立についてです。
「大阪大学・島津製作所・伊藤ハム米久・凸版印刷・シグマクシスが「培養肉未来創造コンソーシアム」を設立 研究推進拠点を大阪大学に設置」(2023.03.29 PRTIMES)はこちら
「培養肉」
時々、報道されているのを見かけおり、国内ではどの程度研究が進んでいるのか。
上記のプレスリリースを拝見すると、直近では2025年の大阪・関西万博での培養肉自動製造装置の展示を目指しているそうです。その他にも専門用語が。「3Dバイオプリント技術の社会実装」に向けた各種の取組みをされているとのこと。3Dプリントというツールを使って、培養肉の自動製造にまで漕ぎつけるということなんでしょう。コンソーシアムまで立ち上げるということは実現までにかなり近づいているということですから、我々の食卓へ出てくるのももうすぐそこなのかもしれません。
上記の以外の他の企業の動向はどうなっているのかを調べてみますと下記の記事がありました。
「「日清の“謎肉”がなくなれば、日本の生命線が守られる」は本当か」(2022.04.26 ITmedeiaビジネスオンライン)はこちら
この記事によりますと、日清食品ホールディングスと東大の研究グループによる培養肉の研究が進められていたり、日本ハムも開発に乗り出しているようです。しかも、米コンサルティング会社によると「40年には、世界の食市場の35%を培養肉が占める見通し」だとか。
では、そもそも培養肉の定義は?と気になってくると思いますので、改めて。
「【保存版】「培養肉」とは一体何なのか(山田麟太郎)」(2022.08.31 日本細胞農業協会)はこちら
こちらもよく見かける植物肉についてもシンプルに比較されていますので、是非とも上記ページにて詳細をご確認ください。それにしても世界初の培養肉をつかったハンバーガーが3000万円とは。何事も最初はコストがかかるものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
0件のコメント