３０秒感想：2021年度N/S高等学校進学実績

今回のテーマは今春のN/S高等学校進学実績についてです。

「2021年度N/S高等学校進学実績」（学校法人角川ドワンゴ学園N/S高等学校 HP）はこちら

上記の頁には、合格実績速報発表会は理事の夏野剛氏がナビゲーターとして報告しています。

で、卒業生は約5千人。内大学進学の割合は約3割。実数で見ると、国公立大学への進学者数は75名（昨年度比19名増）、有名私立大学進学者数は918名（昨年度比456名増）、海外大学進学者数76名（昨年度比40名増）。いずれも増加という結果です。これを多いとみるか、少ないと見るかは視点の違いだと思いますが、分母が５千人とすると、どうなんでしょうね。

速報発表会では、卒業生の座談会があるので、是非視聴していただきたいのですが、皆さん高校生活が楽しかったと。楽しく過ごした上で、合格実績も残す。本人たちの意識の高さもあるのでしょうが、その人たちの意欲を削がずに、希望をそのまま叶える環境がN/S高等学校にはあったということなんでしょう。

これからの時代は通学生をドロップアウトしたから通信制課程に通うということことではなく、自分のスタイルによって、通学か通信を選ぶということになるのではないかという印象を抱きました。ということは、自らのスタイルを見つける必要があることですから、それはそのまま大学での学びに繋がっていくのだと思います。これはおそらく、他の通信制課程の高等学校へも波及していくでしょうし、全日制の高等学校へも波及していくでしょう。そういった高等学校を卒業した若者がどのようなムーブメントを生んでいくのかも注目していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

（参考記事）