今回のテーマはコミュニティ・スクールの検討会議が公開している最終まとめ(骨子案)についてです。

コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議(第8回)配布資料(文部科学省HP)はこちら

とうとう出ましたね、最終まとめ案。趣旨は以下の通りで、更なる推進を目指した方策の提示です。

「本最終まとめは、これまでのコミュニティ・スクールをめぐる経緯と現状を踏まえて、コミュニティ・スクール推進の課題を明らかにした上で、これからのコミュニティ・スクール推進の在り方について整理し、今後の推進方策を示すものとする。」

まず、経緯と現状の記載があり、その後に課題とこれからのコミュニティ・スクールのあり方と推進のための方策が提示されています。

それにしても全国約12,000校の公立学校のうち、既に約3割の学校がこのコミュニティ・スクールとなっていたのは驚きです。もっと、メディアにアピールしても良いのにと毎回、この数字を見るたびに思ってしまいます。しかも、直近4年間で約8,000校も増加しているんですよね。これもすごい実績。

さて、課題についてですが、

(1)導入前の課題

(2)導入後の課題

(3)地域学校協働活動との連携(一体的推進)の課題

の3項目でまとめられており、それぞれ地域間格差・学校種間格差、協議が実質化していない形式主義、地域学校協働活動とのすみ分けが主な内容となっています。

この課題に対して、以下の方向性が示されています。

・教育委員会への支援

・アドバイザー等の活用

・地域学校協働活動推進委員をつなぎ役として、一体的な推進

・地域課題の解決のためのプラットフォーム化

具体的な方策は是非とも資料にてご確認ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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