以前の記事でも取り上げたことがありますが、2023年4月に開校する「神山まるごと高専」が学費無償化へ向けて着実に進んでいます。

「神山まるごと高専のスカラーシップパートナーに富士通が参画 〜学費の実質無償化に向けて、10億円の拠出を実施〜」(2022.12.12 神山まるごと高専)はこちら

「神山まるごと高専のスカラーシップパートナーにロート製薬が参画 〜学費の実質無償化に向けて、寄付を実施〜」(2022.12.12 神山まるごと高専)はこちら

富士通は、10億円の拠出以外に従業員とのワークショップやインターンシップなどの密な連携事業を計画、ロート製薬も、同じく10億円の寄付を計画しています。

「神山まるごと高専(仮称)が、2023年度入学 第一期生の学費無償化を目指す ~経済状況に左右されずに進学できる学校へ~」(2022.01.31 PRTIMES)はこちら

神山まるごと高専の場合、私学ですので学費は当然、国立高専よりも高くなりますし、年間約200万円の学費は進学する人にとっては尻込みしてしまう額ですので、この無償化を目指すということはそのハードルを大きく下げることとなると思います。ただ、それを目指すには財源確保のために多くの賛同者を得る必要があります。

これを推進するために上記のプレスリリースにありますスキームを構築し、企業や個人から基金や寄付を募っているわけです。「一般社団法人神山まるごと高専奨学金基金」もその仕組みのひとつです。

それにしても、これだけ多くの賛同を得ているということは多くの企業がこの高専の教育プログラムに期待を寄せているということですので、開校後、どのような展開をしていくのか本当に楽しみです。そして、神山町にどのような影響を与えるのかも興味深いところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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