人事制度は大学によって異なるでしょうが、私の個人的な印象では公務員の人事制度を流用している大学が多いのではないでしょうか。ただ、今は時代が時代だけに私学でそこに甘んじていては次のステージへ登れないのもまた事実でして。

そんな風に思っていましたら、学校法人立命館が新しい人事制度を取り入れるようです。

「大学職員の新たな働き方、始まる 学校法人立命館 学内副業制度について 複雑化する社会の中、新たな価値を創造するプロフェッショナルな大学職員へ」(2024.05.27 立命館大学)はこちら

詳細につきましては、上記プレスリリースにてご確認いただきたいのですが、この学内副業制度というものが私、いまいちピンと来ておりませんで、まずは企業の社内副業を調べてみました。

「「社内副業」を効果的に導入するために理解したい課題と対策」(2023.10.03 パラれる)はこちら

このサイト内にあります、「社内副業」における課題と対策は是非とも皆様にご一読いただきたい内容でして、いずれも「なるほどなぁ」と思うものばかりでして、こういったハードルがあるにもかかわらず、立命館は導入を決めたわけですから、相当綿密な準備をされてこられたのでしょうし、これからもしていくのでしょう。それだけのマンパワーを費やしてでも組織を活性化したいという貪欲な姿勢は私が好むところでして、こういった組織のその後がどうなっていくのかは是非とも注目していきたいところです。

一方で例示で挙がっています、サイバーエージェントでは、技術者向け社内副業制度という制度を有していまして、「就業時間外で請け負い、報酬を得ることができるという独自のグループ内副業制度」となっているようです。ここでは学校法人立命館とは異なり、就業時間外での就労となるということと報酬が別途発生するということとなっています。

「技術者向け社内副業制度「Cycle」」(2020.12.21 サイバーエージェント)はこちら

さすが、一般企業でも先端端を爆走している企業は違います。経営戦略と人事制度がガッツリと連携するとこうなるという一例なのでしょう。こちらも今後に注目していきたいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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