半年前にはなりますが、関西大学のキャリア教育プログラムがリリースされていまして、1年次からキャリア教育がスタートしているのだなと改めて思い、関関同立の足並みとしてはどうなのだろうと調べてみました。
「全学共通授業に「キャリア形成科目群」を新設~2023 年 4 月から。低年次からのキャリア教育および学部横断型交流の推進~」(2023.03.23 関西大学)はこちら
はじめに関西大学のプログラムとしては、以下の3つの柱から形成されています。
・基礎・理論を学ぶ「大学生から始めるキャリア形成」「現代社会を生き抜くためのキャリア形成」
・課題解決型の実践力を身につける「キャリア形成入門演習」「キャリア形成
実践演習」
理論と実践をつなぐ思考力を育む「理論と実践から探究するキャリア形成」
単なる講義形式ではなく、演習形式の科目も用意してあり、学部を超えた交流はキャリアデザインをする上でも有益なのだと思います。
「キャリア形成科目群」(関西大学)はこちら
同志社大学でも同様の科目群が1年次から用意されており、「プロジェクト科目1」「プロジェクト科目2」という科目(2年次配当)が演習科目だと思われます。
「キャリア形成科目群」(同志社大学)はこちら
立命館大学では1年次から演習科目(社会と学ぶ課題解決)が用意されており1年次から系統的に履修することでキャリアデザインが学べるプログラムとなっているようです。
「立命館大学キャリア教育センター」(立命館大学)はこちら
最後に関西学院大学ですが、個人的には一番充実しているのではないかと思っています。関西大学とは異なり、人数が限定されている科目はあるものの、「キャリアゼミ」と称する合宿形式もある科目でガッツリ学ぶプログラムとなっている印象を受けます。
「関西学院後援会」はこちら
いずれの大学においても、初年次からのキャリア教育のプログラムが立ち上がっています。学生に依るかとは思いますが、大学の中だけでの学びだけでなく、将来からバックキャストした大学の学びを主体的に学習していくのだとすれば、質の高い人材が輩出されていくことが予測されます。
加えて、このキャリア教育が高等学校からシームレスに実施されていけば、少なくともミスマッチによる退学は減少していくでしょうし、相当、キャリア意識が高い学生になっていくことが期待できそうです。
ちなみに、関西大学のキャリア教育を調べていく際に以下のページも参考になりましたので、紹介しておきます。
「ハタチのトビラ」はこちら
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
1件のコメント
大学が自前の就職マッチングサイトを持つ時代が来ています – 大学よもやま話 · 2024-02-02 10:31
[…] 低年次からのキャリア教育が浸透しています(関関同立) OB・OG訪問はオンラインの時代です(ビズリーチ・キャンパス,キャリアボット) カテゴリー: 大学 タグ: 千葉商科大学就職活動 […]