マイナビの調査はいずれも興味深い調査が多いのですが、今回は次年度春に卒業する大学生の就職活動準備に実態調査を取り上げたいと思います。

「「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」を発表」(2023.08.18 マイナビ)はこちら

取り上げると言っても、詳細は是非、上記の公開の頁をご確認いただきたいのですが、夏季休業期間に入ったこともあり、インターンシップへの参加状況が増加しています。また、経年比較では、「インターンシップ・仕事体験の選考(ES・面接)で聞かれたこと」が設問項目として設定されており、コロナ禍での行動制限の解除に伴い、受け入れ側の企業でも質問内容に変化が出てきているようです。

インターンシップと言えば、採用選考に係るルールが変更され、条件付きではあるものの、インターンシップと採用選考をリンクさせることが可能となりました。

「インターンシップを活用した就職・採用活動日程ルールの見直しについて」(2023.04.10 内閣官房)はこちら

当然、3年次生は通常授業がありますので、融通の利く時間割を組んでいない限り、授業期間中のインターンシップ参加は難しいとは思いますが、本来のインターンシップでは上記の資料にあるとおり、5日以上ないしは2週間以上ないと意味がないと個人的には捉えています。

調べてみますと、一般社団法人産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)では「研究開発実践型の中長期研究インターンシップ」を推進しており、主に博士課程の学生を中心に研究開発実践型インターンシップを展開しています。ちなみに参加大学は東京大学など18大学。この輪が広がっていき、裾野が広がっていくことを期待したいところです。

「卒後通年採用を活用する新たなインターンシップ(ジョブ型研究インターンシップ)【試案紹介と検討の御願い】」(2022.02 文部科学省)はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)

カテゴリー: 大学

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