昨今のことですから、まぁ、大抵驚かなくなってきたのですが、それにしてもこのプレスリリースには驚きました。
「【岐阜県飛騨市】内定辞退率をゼロに! ドSな市役所の”ドSな超実践型公務員インターンシッププログラム”の参加者を募集!!」(2023.06.28 PRTIMES)はこちら
内定辞退率をゼロにしたいというのは分かりやすいのですが、その後の「ドS」って。それとインターンシップがどうも結びつかなかったので、中身を見てみると納得です。
詳細は是非とも上記ページをご確認ください。
元々、「スピード感」・「攻めの姿勢」・「誠実」を市のモットーとされているようでして、それに今回は「8つの“S”」を加えるというインターンシップを企画されたようです。
上記プレスリリースの「市長随行インターンシップの終了報告書」も読ませていただき、この市長の下、本当にドSな自治体なのだろうと思われました。人口の減少、地域の担い手不足など日本のどの地域でも直面している課題を前面に出し、学生と共にその課題にぶつかっていこうとする姿勢に少々感動もしています。自治体が元気だとその地域が元気そうで。
地方の大学においては地域の課題が即大学の課題でもあるという側面がありますから、今回の飛騨市の取り組みは実は学ぶところが多いはず。一見、ネガティブとも思えるキーワードを使いつつ、もっと深いところをサラッと乗り越えていくノリの良さ。この軽やかさこそが課題に直面した組織に最も必要なことなのではないかと思っています。
これで実際に内定辞退率が下がることを期待しつつ。
(特設ページ)
「【7/10 オンライン説明会開催】5Days公務員実践型インターンシップin飛騨市役所」(2023.07.05 飛騨市)はこちら
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
(参考記事)
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