先日の報道で目にされた方も多いかと思いますが、リクルートによる調査で大学生の就職内定率が過去最高水準で推移しているようです。

「就職プロセス調査(2024年卒)「2023年5月1日時点 内定状況」」(2023.05.11 リクルート 就職みらい研究所)はこちら

詳細につきましては、上記頁にて公開されていますので、是非ともご確認いただきたいのですが、大学生約千人、大学院生約4百人を集計した結果、5/1日時点で就職内定率は65.1%と昨年度比で6.7ポイントも上昇しています。とは言いながら、約半数はまだ就職活動を継続中と言うことですので、企業は内定を早めに提示するという「早期化」と、就活生は納得がいく内定まで継続するという「長期化」がますます顕著となっているようです。

一方で「一括採用」だけでなく、「通年採用」を行っている企業もリクルートの「就職白書 2022」では、25.5%となっていますので、確実に増えていると言えます。ただし、一括採用も行いながら、その後も募集をしている企業も多いというのが実態のようですが。

「就職白書2022 ~就職活動・採用活動の振り返りと今後の見通し(冊子版)~」(2022.04.08 リクルート 就職みらい研究所)はこちら

有名どころでいうと

サイバーエージェント

楽天

ソフトバンク

ユニクロ

でしょうか。この他にも一度は耳にしたことある企業で通年採用を実施しているところは意外とあると思います。中には低学年時で内定を出すところもあるようで、こうなると国内の独自慣行である「一括採用」での採用方式と言うのもそのうち形骸していくことでしょう。今後、「ジョブ型」採用が浸透していくことは間違いないでしょうから、その観点からも「一括採用」というのは減少していきそうな気もします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

(参考記事)


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